早期退職して起業するにはフランチャイズがおすすめ!その理由とは?
「仕事を引退したら自分で店をやってみたい」と考える人は意外とたくさんいます。会社員として働いてきた人はとくに、今までとはまったく違った職種で第二の人生をスタートさせたいと思うようです。今回は、早期退職して起業する場合に自主独立とフランチャイズのどちらがおすすめか、起業する時の注意点やポイントを踏まえて解説します。
早期退職して起業する人が増えている
一昔前までは定年まで会社で勤め上げ、退職金と年金で余生を過ごすという人が大半でした。しかし今や時代は変化しています。会社員だからといって安心していられる状況でもなくなってきましたし、平均寿命は延び、元気な高齢者が増えています。
定年を待ってからではなかなか新しいことにチャレンジもしにくくなるため、やりたいことがある場合は会社を早期退職して早めに新しいスタートを切ろうと考える人が多くなっているのです。早期退職して40~50代のうちに自分の店を起業できれば、定年に関係なく一生物の職業にできますよね。それを魅力に感じて起業する人が増えてきているのです。
起業するなら自主独立とフランチャイズのどっちがおすすめ?
起業する際には、すべてを自分で行う自主独立型と、企業と契約して行うフランチャイズ型があります。どちらにもメリット・デメリットはありますが、早期退職して起業する場合にはフランチャイズのほうがおすすめです。それは、フランチャイズにはあらかじめマニュアルが用意されているからです。体力があり、時間もたっぷりある若者と違い、早期退職して起業しようとする中年以降の人にとって、まっさらな状態から自分で店を作り上げていくのは想像以上に大変なことです。
お金に余裕のある人ならいいですが、限られた予算で飲食店を成功させなければならない人は、自主独立型を選択するにはリスクが多すぎます。養わなければならない家族がいる場合は絶対に起業を失敗できないのでなおさらです。フランチャイズであれば、あらかじめ経営のためのマニュアルができ上がっていますし、ブランド力や知名度も利用できるため、自主独立型よりも効率よく起業できます。
早期退職して起業するときの注意点
早期退職して起業し成功するというのはたしかに夢がありますが、実際問題そんなに簡単な話でもありません。給与面が安定していて休日も保証されている会社員から、日々の売上によってすべてが左右される自営業者になるわけですから、何もかもがよくも悪くも自己責任になってしまいます。
それでもなお早期退職して起業したいのかどうか、よく考えてみることが大切です。また、自分の感情だけではなく、現実的にどのくらいの期間で黒字にできるのか、何歳ごろまで仕事できるのか、家のローンや病気をした場合の補填はどうするのかなど、細かいところまでシミュレーションしてみましょう。
早期退職して起業するときの押さえておきたいポイント
早期退職して起業するときにはフランチャイズがおすすめと前述しましたが、フランチャイズならどんなところでもいいというわけではありません。当然ですが、まずはどのフランチャイズ本部に加盟するのかを吟味する必要があります。フランチャイズにはさまざまな種類が存在します。
「対応がいまいち」「本部の経営戦略が不明寮」と感じる場合は、避けたほうが無難です。また、ロイヤリティの支払いや初期投資の額など、最初からはっきりと明示してくれる誠実な本部を選びましょう。
まとめ
早期退職して起業したいという人にとって、フランチャイズに加盟して店を持つことにはたくさんのメリットがあります。どうしても起業したいけれどそこまでリスクを抱えることはできないという人は、自主独立型ではなくフランチャイズを選択するほうがいいでしょう。サポートが手厚い本部であれば何かと相談にも乗ってもらえますし、本部のノウハウを活用することでリスクを抑えることもできます。