飲食のフランチャイズを始める前にフランチャイズショーに行こう
これからフランチャイズで飲食店を開きたい場合には、フランチャイズショーを見ておくことをおすすめします。
始めるきっかけになる可能性もありますので、日程が調整できたならば実際に足を運んでみましょう。
ではどのようなところを見たらよいかを3点ほど説明してきます。
それぞれをよく比較することが大事
フランチャイズショーは、基本的にそれぞれブースがありお店ごとにどのような商品が並べられているか、雰囲気はどのようになっているかなどを確認することができます。
一つの店だけが出店しているわけではありませんので、いくつかのお店を見比べることでそれぞれの良さ、そしてそれぞれの問題点を見つけてみましょう。
このとき重要になるのは、何を比較するかになります。
漠然といくつかのお店を回り、ブースの中に入ってその良さを確認するだけでもメリットはありますが、それだけでは不十分です。
自分はお客様ではなく、積極的に商売を始める人間ですので最初から何を見たいかを明確にしておきましょう。
自分でお店を開いた場合には、フランチャイザーからの提案はあるものの、自分なりの考え方も必要です。
そのためには、お店を開く前に疑問に思っていることをいくつか書き留めて帰宅してから研究のテーマにしてもよいです。
実際にブースに入りその空間を味わってみよう
フランチャイズショーに足を運ぶメリットは、お店の中を見るだけではありません。
飲食店の場合には、確かに細かい部分も見ておく必要がありますが、それ以上に各ブースに足を運ぶ意味があるとすればその空間を感じることです。
パンフレットやホームページの写真などでも、全体の雰囲気を見ることができるかもしれません。
また、細かい部分を感じ取ることができるかもしれません。
ですが、実際にその場に足を運んでみないことには空間を感じることはできません。
例えば、パンフレットを見たときにその写真ではよく見えるのに、実際に足を運んでみると圧迫感があり狭く感じる場合などもあります。
また、写真で見る限り暗く感じたのに実際に足を運んでみると思ったよりも明るいようなこともあるでしょう。
このように、足を運んでその空間を自分の肌で感じてみることも重要です。
これは、自宅にいるだけではなかなか味わうことができませんので、とにかくより多くの店に足を運び自分で直感的に感じたことをメモなどに書きとめておくことも大事です。
セミナーなどがあれば質問をしてみよう
フランチャイズショーの中には、単にブースが並べてあるだけでなく、説明会やセミナーなどが開催されていることがあります。
もし説明会がある場合には、前もって質問事項を考えて質問してみると良いでしょう。
場所によっては、個別相談会が開かれており、金銭的に不安がある場合や実際にお店をスタートした場合にどのあたりまでフォローしてくれるかなどの点で不安がある場合は担当者に聞いてみると良いです。
これにより、疑問が晴れて、第一歩を踏み出すきっかけになるかもしれません。
セミナーの場合は、あらかじめ何を学びたいかを明確にしておくことです。
最後の方に質問タイムなどがありますが、自分がわからない点が解消されていなければ質問もするのもありです。
フランチャイズを開きたい場合には、フランチャイズショーが都心部などで行われています。
そこに行くときには、それぞれのブースをよく比較してその違いを確認しておくことが必要です。
また、実際に空間を味わうことでパンフレットやホームページの画像などから伝わらないものも肌で感じることができるでしょう。
セミナーや個別説明会などが行われていることもありますので、事前に質問を用意して疑問を晴らすことも重要になります。
このようにすることで、よりリアルなものを体験でき出店の第一歩になるに違いありません。